2012年10月9日火曜日

全国研2012inさいたまに参加してきました


全国研、と言われてもそれ何?と思われるかもしれません。正しくは『全国学童保育研究集会』と言います。学童保育は行政のはざまにあって法制化も遅れ、保育園とは違って指導員の公的な資格もなく、指導員が公式のトレーニングを受ける場もありません。今回の主催は全国連協(小金井の場合、各9学童父母会が集まって、小金井市学保連を作っていますが、それの全国版です)ですが、こうした学童保育に関しての学習の場に全国の指導員さんたちは手弁当で集まってきて学んでいかれます。もちろん参加者は指導員さんだけではなく、父母や、行政の担当者など色々ですが。

一日目は全体会で、被災地の学童保育所からの特別講演や、大阪千代田短大の広木先生による記念講演がありました。被災地からのレポートは生々しく、復興はまだまだ途上であり、これからも支援が必要なことを知らされました。記念講演のテーマは「子どもへの理解を深め、育ち合いの学童保育目指して」でした。とてもわかり易く、日々忙しく余裕のない生活を送っている我が身を振り返り、自分の娘のシグナルをきちんと捉えてあげられているだろうか?と反省することしきりでした。

講演の内容は、例えば、
 私のメモ)http://p.tl/kqJn-
 京都の方々によるFBグループの聞き取り要旨)http://p.tl/IBlJ-
にまとめられています。

二日目は分科会です。全部で58の分科会が一日を通して行われます。第三分科会では小金井からさわらび学童のお母さん、馬場さんがパネラーとして発表されました。テーマは『父母会(保護者会)の役割と活動』。この分科会では公設公営の小金井と、公設民営の鳥取の方が発表をされ、それぞれの良い点、苦労している点などの違いについても議論をし理解を深めました。


第三分科会の様子



三多摩地域からの参加者(小金井からは28名が参加しました)


来年は岡山で開催されます

広報部 みなみ学童 : 伊藤