2012年6月29日金曜日

応急救護講習会

6/27(水)の19:30より小金井市消防署にて応急救護講習会が開催されました。



(訓練用の器材を使った講習風景)

実際に人工呼吸や心臓マッサージ、AEDを利用して約1時間半、実技をメインとした内容でした。
救護活動毎にポイントや注意点を解説下さり大変わかりやすかったです。

【心臓マッサージ】
・大人や子どもの場合、第2ボタンの辺りを深さ5cmを目安
・大人と同じくらいの体型であれば両手
・子ども(小学生1~3年)は、片手
・幼児は指2本でマッサージする
・乳児の心臓は、肋骨と胃の方にあり成人に比べて少し足側に位置している

【人工呼吸】
・吐しゃ物や出血があるなら、無理に行わずに心臓マッサージを続ける
人工呼吸をするかどうか迷ってしまい、マッサージの手を休めてしまう位ならそのまま続けた方がよい)

【AED】
・電源を入れると自動的に音声ガイダンスが流れる
・蓋を開けると自動的に電源が入るものもある
(主に小金井市市役所等に設置されているタイプ)
・大人と子どもに応じて、切り替えスイッチがある機種もある
(電流を調整するため)
・一度、パッドを貼ったら救急隊員が来るまで外さずにしておく
(AEDは心電図を測る機能が備わっているため)

最後の質疑応答では、来月よりキャンプを控えていることもあり、参加者から熱中症に関する質問もありました。

Q.熱中症になった場合、どのように対処すればよいか?
⇒涼しく、安全な場所に移動させて、急激に冷やさないようタオルで巻いた氷を脇の下や足の付け根に当てる

Q.何を飲ませればよいか?
⇒「OS-1」というドリンクが体液に近いのでベストではあるが、これといった決まりはない。子どもが飲みやすいものを与えるのがよい
(ポカリは糖分が多いので、少し水で薄めると尚よい)